校長あいさつ

平成28年4月
学校長 大内栄幸

 本校は,大正2年2月,広瀬川河畔のこの地に宮城県立工業学校として機械科・電気科・工芸科の3学科で創設され,平成25年度に創立100周年を迎えた歴史と伝統を誇る学校であります。

 創立以来,我が国の産業経済を支える多くの有為な人材を輩出しており,卒業生の総数は約23,000名を数え,在校時代に培った一般教養や専門的な技術・技能を大いに発揮され,県内外の各方面においてすばらしい活躍をされています。

 現在は,各学年機械科・電子機械科・電気科・ インテリア科・化学工業科・情報技術科の6学科8クラス,合計24クラス,生徒数960名の定員を有する県内最大規模の工業高校となっています。

 教育の目標には「一般教養を高め,専門的な知識・技術の習得を図るとともに,勤労感,責任感と自律,協同の精神並びに倫理観を養い,社会の発展に貢献する豊かな人間性と創造性を備えた心身ともに健全な工業技術者の育成を期す」こととして,多くの実践的な教育活動を展開しています。

 各学科では,地域との連携を密に図りながら,生徒の個に応じた教育活動や,工業に関する専門的な知識や技術・技能の習得に努め,積極的に多くの高度な資格取得に挑戦しています。また,ものづくりコンテストや各種コンテスト等の全国大会においても数々の入賞が評価され,昨年度は第6回ものづくり日本大賞文部科学大臣賞を受賞し,その充実した取組について各方面から高い評価をいただいております。

 さらに,文武両道,質実剛健を旨として,充実した工業の教育活動とともに,課外の活動にも力を入れており,多くの生徒会行事が生徒自身の参加で企画され,楽しく盛大に実施されることもあって,各行事も大変活発となり,部活動については,県内でも上位の成績を収め東北大会,全国大会等に駒を進め,すばらしい実績を上げています。

 運動会や宮工祭をはじめとする多くの行事,そして学校公開などの見学や体験を通して,その楽しい雰囲気と充実した内容を実感していただきたいと思います。

 進路についても,早い時期から就職,進学ともに志教育や進路指導が継続して行われ,将来を見据えた教育が徹底して実践され,また,生徒自身が自分の希望の進路について真剣に考えて積極的な取組を行っており,ほぼ全員の生徒が希望する進路を100%達成しております。

 このように,生徒諸君は従前より,校訓の「誠実・節度・創造」を日常生活の実践目標の三綱領として,諸先輩が築いたその歴史と伝統を受け継ぎ,友人とともに熱心に自己を磨き切磋琢磨し,目標に向かって取り組んでいます。今年度も,生徒一人ひとりが大きく成長し,必ずやすばらしい成果を収めてくれるものと期待しています。

 今後とも,「もの(技術)づくり,ひと(人材)づくり,ゆめ(未来)づくり」をキャッチフレーズに,これまでに培われてきた伝統と校風を引き継ぎ,充実した人間教育を基本として,PTAや教育振興会並びに同窓会,関係機関等からの御支援をいただきながら,特に地域産業界との連携を更に深め,将来,地域産業界に大きく貢献できる実践的な技術者の育成に努めて参りたいと考えております。

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